こそあど言葉
31 12 月, 2012
「昨日話したの、これよ。ほら、そこにもあるでしょ。」
「まあ、きれい。」
「あそこにもあるのよ。」
「始めて見たわ。どんな色かと思っていたの。」
二人はなんのことを話しているでしょうか。これだけでは、よくわかりませんね。でも、二人にはこれで十分通(つう)じているのです。なぜ、二人にはこれだけで通じるのでしょう。
「これ」「そこ」「あそこ」「どんな」などを、こそあど言葉と言います。頭(あたま)に「こ・そ・あ・ど」のどれかが付いているからです。こそあど言葉は、物事(ものごと)・場所(ばしょ)・方向(ほうこう)・様子(ようす)などを指(さ)し示(し)す言葉です。
□話し手に近い場所は、「これ」「ここ」「こちら」「こんな」のように、「こ」の付(つ)いた言葉を使います。
□相手(あいて)に近い場所は、「それ」「そこ」「そちら」「そんな」のように、「そ」の付いた言葉を使います。
□どちらからも遠い場所は、「あれ」「あそこ」「あんな」のように、「あ」の付いた言葉を使います。
□なんだかはっきりしない場所は、「どれ」「どこ」「どちら」「どんな」のように、「ど」の付いた言葉を使います。
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なぜ、二人の女の子はこれだけで通じるのですか。
1.みんな、頭にこそあど言葉が付いているからです。
2.こそあど言葉は物事・場所・方向・様子などを指し示すからです。
3.なんだかはっきりしない場所は、「ど」の付いた言葉を使うからです。
4.「これ」「そこ」「あそこ」「どんな」などを、こそあど言葉というからです。
分类: 日语 |