ヒヤリングには頭(あたま)が痛(いた)いです
17 6 月, 2014
日本語能力試験で最(もっと)も頭(あたま)が痛(いた)いのが「聴解(ちょうかい)問題(もんだい)」です。田中先生は「普段(ふだん)の君達(きみたち)の日本語の実力(じつりょく)からして、ゆっくりと考(かんが)える時間(じかん)があったり、相手(あいて)にもう一度(いちど)聞(き)き返(かえ)せれば、満点(まんてん)だって取(と)れるはずだ」と言います。確かに、日本語能力試験で問題の内容(ないよう)は一度(いちど)しか流(なが)れません。頭(あたま)を捻(ひね)って考(かんが)えているうちに、次(つぎ)の問題(もんだい)が流(なが)れてきます。「待(ま)ったなし」です。
日语能力考试中最头疼的问题就是听力,田中老师说“从你们大家平日的日语能力来看,只要有时间考虑,并且对方重复一遍的话,应该可以拿到满分”。确实是这样,不过日语能力考试的题目只说一次。在你动脑子考虑这道题目的时候,下一道题目已经开始了。
日常(にちじょう)会話(かいわ)の世界(せかい)とは状況(じょうきょう)が違(ちが)うわけですから、やはりテスト用(よう)の「対策(たいさく)」が必要(ひつよう)になってきます。ここで、また田中先生は「聴解(ちょうかい)問題(もんだい)で問(と)われる問題も例年(れいねん)ほとんど同(おな)じ」と言います。確(たし)かに、『絵(え)のある問題(もんだい)』では「顔(かお)」の問題、「天気(てんき)」の問題、「地図(ちず)」の問題、「物(もの)の配置(はいち)」の問題、「スケジュール」の問題などが必(かなら)ず登場(とうじょう)します。こうした問題には必(かなら)ず使用(しよう)される単語(たんご)があります。田中先生は「それらの単語(たんご)を必(かなら)ず事前(じぜん)に頭(あたま)に入(い)れておかなければならない」と力説(りきせつ)します。例(たと)えば「晴(は)れ」や「曇(くも)り」、「晴(は)れのち曇(くも)り」と言った言葉を聞き取れないようでは「天気」の問題は解(と)けないわけです。関連単語(かんれんたんご)を事前(じぜん)把握(はあく)しておくことによって、一つ(ひとつ)の単語(たんご)を聞き取ることで「場面(ばめん)」や「状況(じょうきょう)」などのイメージが頭(あたま)に浮(う)かぶようになります。時間がとにかく少(すく)ない聴解(ちょうかい)問題(もんだい)では、これはかなり大切(たいせつ)なことです。
因为和平时的对话不同,所以还是需要应试技巧,田中老师说每年的题目中问的问题其实都差不多。的确,“看图问题”中有关面部特征的、天气的、有关于地图的、东西摆放的放置的、时间表这种问题肯定会有。在这类题目中有一些单词是一定会用到的,田中老师说一定要把这些单词事先记住。比如“晴”、“阴”、“晴转阴”之类的单词如果听不懂,那关于天气的题目就没办法解答了。事先把握住相关单词的话,只要听到这个单词就会联想到相关的场景和情况。在时间有限的听力问题中,这种能力是至关重要的。
また、田中先生は「テスト前(まえ)の注意(ちゅうい)事項(じこう)は例年(れいねん)同(おな)じだから、真剣(しんけん)に聞(き)かずに、先(さき)に「絵(え)」を一通り(ひととおり)先(さき)に見てしまうといい」とも教(おし)えてくださいました。絵(え)から先(さき)に「どんな問題(もんだい)が出(で)て、どんな単語を使って、どんなことを聞かれるか」を連想(れんそう)するのです。
田中老师还说,考前的注意事项每年都一样,所以不用仔细听,利用这个时间把所有的图都看一遍,看到了图就可以联想大概会出什么样的问题,会用到什么样的单词、会怎样提问等。
聴解問題(ちょうかいもんだい)には、いろいろと頭(あたま)を使って臨(のぞ)む必要(ひつよう)がありそうです。
总之,听力题要我们在临考的时候多动脑筋。
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